DOVIZIOSO18

ドヴィジオーゾとSUOMYの軌跡を辿るお話。

2018年13戦ミサノで復調し、14戦アラゴンへ。

アラゴンはDUCATIにとって割と厳しめのコースですが、ドヴィジオーゾの気合は持続しています。

離脱が決定しているチームメイトのロレンソが絶好調で相乗効果が表れたか。

PPロレンソ、2番手ドヴィジオーゾ、3番手マルケスはコンマ01秒以内のタイム差で4位以下とは別格。

レースはロレンソが早々に脱落、ドヴィジオーゾがタイヤをコントロールしながらマルケスを引っ張るマッチレース。

そこへイアンノーネが追いつき、ペースのコントロールが難しくなります。

ラスト3周でマルケスに抜かれ、そのまま抜き返すことができす僅差の2位。

続く15戦のタイは初開催。

初開催地はマルケスとベテランが速い。マルケス、ロッシ、ドヴィジオーゾの予選順。

レースも中盤過ぎまではこの3人が強く、終盤はドヴィジオーゾがトップに立つ機会が増える。

最後の最後はやはり抜きどころと抑えどころをしっかりと決めたマルケスの勝利。

2位ドヴィジオーゾは0.1秒の差でした。

この3戦で点差は少し離れることになりましたが、好調と気合は維持しています。

16戦もてぎで圧勝を願いましたがかなわず。

ポールポジションからスタートしてマルケスとマッチレース。

ラストスパートの為に力を緩めた残り3周、自滅となりました。

マルケスのチャンピオンも決まり、その後はほぼ消化レース。

マレーシアではタイヤ選択が合わず5位、オーストラリアでは3位で久々の表彰台。

最終戦バレンシアでは豪雨2ヒートのサバイバルレースを制しシーズン4勝目。

2018年はそれまでと違うアグレッシブなスタイルを見せたドヴィジオーゾでしたが、またもやランキング2位で終わりました。

2018年は2017年より勝利数は減りましたが、確実に力を見せつけてきたドヴィジオーゾ。

2年間の課題を解決し、2019年こそ必勝体制かと思いきや、事件が勃発してしまうのです。

ではまた、次回に続きます。

SUOMY HELMETS JAPAN

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