2023 MotoGP　カタール

もう最終戦が始まっていますが、まずは先週のカタールGP
PECCOバニャイアは砂漠イメージのグラフィックで日曜のフルレースを走りました。
ロサイルサーキットでは、2位でフィニッシュラインを通過し、世界タイトルに向けてさらなる一歩を踏み出しました。
2列目スタートでしたが、1コーナーでトップを奪い、レース前半は後続とのギャップをコントロールした展開を見せます。
19周目、バニャイアは猛烈な勢いで接近してきたジャンナントニオに、残念ながらトップを明け渡すことになりました。
土曜のスプリントでは思うような結果が残せず5位。
直接のライバルのマルティンは全く逆のパターンとなり、バニャイアのアドバンテージは21ポイント。
決着は最終戦へと持ち越されました。
PECCOバニャイアに大声援をお願いします。

MotoGP
フランチェスコ・PECCO・バニャイア　SPR P5　RAC P2
これは素晴らしい結果です。チャンピオンシップにおいて、少しアドバンテージがある状態で最終戦バレンシアに向かうことができるわけです。
21ポイントではリラックスできるポイント差ではないのですが、今日やった仕事については満足しています。
土曜は、日曜と同じペースを期待していたんですけどね。
自分が好ペースを取り戻せたのは良かったのですが、ターン1でファビオのスリップストリームに吸い込まれてミスをしてしまった。ものすごく怖い瞬間だったし、多くのタイムを失った。ラッキーだったのは、僕らだけがハイペースで後続に多くのギャップがあったことです。
勝ちたかったけど、下手したらクラッシュするところだったから、2位でよしとします。

Moto3
フェナーティは復帰2レース目で素晴らしいパフォーマンスを見せました。
ロマーノ・フェナーティ　RAC P11
予選から好調で良いタイムは持っていたのですが、序盤のブレーキングがうまくいきませんでした。追い上げもできましたし、ポイントを稼ぐためにベストを尽くせたレースでした。

次はいよいよ最終戦バレンシアです。