2024 MotoGP カタルーニャ

紆余曲折と激しい感情が入り乱れたスペクタクルな週末。SUOMYパイロットのフランチェスコ・バニャイアは、土曜も日曜も大本命でした。プラクティスから常に最速のポジションをキープ。しかし、スプリントレースは優勝目前最終ラップに転倒。日曜日は完全にレースを支配し絶対的な勝者となりました。

スプリントレース
2番グリッドからバニャイアのスタートは完璧でした。レース中盤で4位に後退するも残り6ラップでトップに返り咲き、後続との差は0.5秒ほど。僅かなアドバンテージを正確に管理したバニャイアの勝利は確実と思われたが、最終ラップにまさかの転倒を喫した。

レース
日曜日もバニャイアのパフォーマンスは素晴らしかった。再び素晴らしいスタートを決めるも速いペースの2台と張り合わず3位にポジションを落とした。そのハイペースが祟ったのか、アコスタは転倒、マルティンはペースダウン。ワールドチャンピオンバニャイアは容赦無くマルティンに襲いかかり、残り6ラップ、前日に転倒した5コーナーでオーバーテイク。そのまま1.7秒の差をつけてゴールラインを通過しました。

フランチェスコ PECCO バニャイア
-スプリントレース DNF-
レース後、僕らはガレージでクラッシュの分析に時間を費やした。ブレーキングポイントは同じで、スピードはやや遅めだったが、リーンアングルが2度程深かったた。それがクラッシュに繋がったと思う。僕は速かったし、安全マージンを持ってレースをコントロールしていたのに残念だ。自分にはペースがあるのは分かっていたし、すべてを抑えようとしていた。他の選手が苦戦し始めているのを見てプッシュし始めた。もちろん、スプリントレースが3週連続ノーポイントなので、とてもがっかりしています。12ポイントが手の届くところにあったので、明らかにチャンスを逃した。少し腹が立ちます。明日は特にターン5でもっと気をつけないといけない。 

-レース 優勝-
今日の勝利は、昨日の展開、昨年のこのコースでの結果にとって、非常に重要なものだった。序盤からペースを作ろうとしたし、それが正解だったと思う。ホルヘ(マルティン)とアコスタが僕を抜いた瞬間、僕は彼らについていこうとしたが、彼らのペースは、フルレースでのタイヤをコントロールするには、少し速すぎると思った。すると、彼らのペースが私と同じようなリズムに戻ったのがわかりました。ホルヘをオーバーテイクした時、1周ですでに0.4秒の差をつけられていたので、あとはフィニッシュラインにたどり着くだけでした。最終ラップは、不測の事態を避けるために、地に足をつけた状態で走りました。今はムジェロが僕らを待っている。ここのように、多くのファンがサーキットに詰めかけて来てくれることを願っています。 



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