2025 MotoGP イタリア

地元グランプリではいつもスペシャルカラーを用意するバニャイアですが、今年はイタリアのロックスター、ルチアーノ・リガブーエ。
過去のスペシャルカラーはバニャイアの情熱的な思いを表現してきましたが、今年は苦戦していることもあり、リガブーエがもたらすポジティブなロックを選びました。
土曜スプリントでは表彰台を確保しましたが、日曜レースでは4位。
4位と言えど、序盤のアグレッシブなレース展開はバニャイアが戦意を失わず、リーダーになる意欲を強く持っていることを示しました。

フランチェスコ・バニャイア
SPR　P3
結果については申し訳ないと思っている。ファンにもっと何かを与えるレースをしたかった。予選では速くラップすることができたのに、レースでは去年よりコンマ3-4秒遅くなってしまったので、優勝争いのチャンスを失った。
フロントタイヤは何度もロックし続けていて、特に高速コーナーーでは自分が思うように、あるいは自分が知っている方法で操作することができなかった。
表彰台に上がることはチーム全体にとって本当に重要だった。

RAC　P4
信じられない程の観客の前で、私はベストを尽くしました。良い感じでトップでペースを作ろうとしたら最終コーナーで転倒しそうになった。
フロントのグリップが落ちてくると苦労が増えてきます。抜かれたらすぐ前に出ないとフロントを失ってしまうリスクがあり、スペースを保つと前に出られない。この現状を受け止め、全力を尽くしながらチームと協力して、解決策を見つける必要があります。

次戦は6/28-29　オランダ　アッセン