2025 MotoGP チェコ

PECCOの苦悩は続いています。武器となるはずのブレーキングに問題を抱えながらも今季初PP獲得。マシンフィーリングに馴染めない中でも好タイムを記録できたのは、絶対に諦めない向上心の表れ。1周のタイムは出たもののペースはまだ改善できておらず、表彰台には届きませんでした。しかし、終盤にベストラップが出た点や新しいブレーキマスターが良好だったことは改善に少し近づいたということ。後半戦に向けてモチベーションはアップしています。

フランチェスコ・PECCO・バニャイア
SPR P7
レース中の乗り心地は快適に感じました。マルクには負けていたが、後ろのライダーとは差があったのでもっと良い結果は得られていたはず。電子部品の不具合によるエラーでポジションを落とさなければならなかった。実際には空気圧に問題は無かったのでポジションを譲るべきではなかった。原因はチームが分析してくれています。今回はうまくできていたし、特にブレーキングは良くなってきてたので残念でした。

RAC P4
レースが進むにつれてトラクションコントロールのレベルを下げていくと、リアエンドのトラクションが掴みやすくなりました。FP2がドライではなかったのでマッピング作業が完全ではありませんでした。終盤に自力でタイムアップできたのは良い兆しと言える。しかしフロントエンドではハードブレーキングができませんでした。僕はブレーキングでパスするのが最も難しいライダーだったはずですが、今の状況は逆です。改善のために様々な分野で取り組んでいます。このような状況でマルクと真っ向勝負することは難しいので現実的でなければいけません。シーズンも半分が終わったのでアプローチを変えます。リセットしてアレックスを基準点として最善を尽くします。

次戦はオーストリアGP レッドブルリンク サマーブレイクの後 8/15-17

 

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