PSCマークについて

ヘルメットのSGマークの横にPSCマークがあるのはご存知かと思います。

PSCマークがなぜヘルメットに付けられているのか。

それは、消費者の生命及び身体に危害を及ぼす恐れのある製品は特定製品として定められ、「特定製品」はPSCマークを貼って販売しなければならない。と消費生活用製品安全法で定められているからです。

命を守る乗車用ヘルメットは「特定製品」に指定されています。

・SGマークの無いヘルメットは乗車用ヘルメットではない。

・乗車用ヘルメットではないのでPSCマークは無い。

・PSCマークが無いので乗車用ヘルメットとして販売できない。

ということになります。

バイク用品店で売られているヘルメットはまず問題ないと思います。マークの有無は目視ですぐにわかります。

日本のメーカーのヘルメットも当然大丈夫です。

有名なネット通販店は注意書きで詳しく書いておられますので、間違いないでしょう。

注意すべきは海外直輸入品販売の通販店。通常は日本の法規に合致していないので装飾品扱いです。公道走行はできません。等、正しく説明されていますが、中には独自の解釈で公道走行に問題がないとか、何も注意書きが無いなど、消費者の安全を考慮していない販売店も見かけます。

購入前に、公道走行が出来るかどうかではなく、SG+PSCマークの有無を確認していただくことをおすすめします。