DOVIZIOSO23
ドヴィジオーゾとSUOMYの軌跡を辿るお話。
2019年、地元ミサノでも歯が立たず6位。
そしてアジアラウンド前の第14戦アラゴン。
フリー走行ではマルケスが2位に2秒近くの差をつけて圧倒します。
ドヴィジオーゾは全てのセッションでタイムを詰め切れず、予選10番手で1.5秒遅れ。
全く勝負にならないタイム差ですが、ドヴィジオーゾには緻密な戦略がありました。
最初から決勝レースだけを見据え、作業を進めてきました。
レースが始まれば、それは見事な追い上げ。周回タイムはほぼトップクラス。
予選が4列目だったのでマルケスを捉えるまでには至らず、2位フィニッシュ。
優勝できず残念ではありますが、2019シーズンでは一番ドヴィジオーゾらしいレースだっと思います。
今思い返しても本当に素晴らしい。
その後、もてぎで3位、オーストラリアで3位がベストリザルト。大差のランキング2位で終了。
ドヴィジオーゾにとってはシーズン最多ポイントを獲得しましたが、マルケスはシーズン記録となるポイント。
SR-GPの話題、問題発言、最多ポイント、そして完敗の2019シーズンでした。
2020年は記憶に新しいところ。この展開は誰もが驚いたことでしょう。
ではまた、次回に続きます。
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