2023 MotoGP イタリア

MotoGP
2023 MotoGP第6戦、ムジェロの主役は誰が見ても間違いなく、SUOMYパイロットのPECCOバニャイアでした。

土曜の午前はコースレコードを樹立しポールポジション。午後はスプリントレースで貫禄の勝利。日曜のパフォーマンスは更にパーフェクトで、スタートからレースをリードし2位に2秒以上の差をつけてフィニッシュラインを通過しました。
PECCOもチームもホームグランプリとなる今回は、イタリアの国旗とトスカーナのトラックに敬意を評したムジェロスペシャルカラーのヘルメットを用意しました。

フランチェスコ・PECCO・バニャイア　RAC P1　SPR P1
今日は去年の勝利よりも更に良い感じです。PP、スプリントの勝利、そして今日の勝利で、これ以上無い素晴らしすぎる週末でとても満足しています。観客の熱狂も伝わり、力になりました。今日ここにいる全てのファンに感謝します。
強いペースを持っていたが、暑くなり非常に厳しいコンディションでした。マルティンは接近すると高いポテンシャルを発揮するおそれがあるので、彼に近づくチャンスを与えないように0.4～0.5秒のアドバンテージをキープしました。終盤ににプッシュしてギャップを広げることに成功しました。
チームも素晴らしい仕事をしてくれました。そして私の理学療法士とトレーナーには特別に感謝します。骨折している私を大いに助けてくれましたので。

Moto3
フェナーティはまた不運に見舞われました。サイティングラップ後にエンジンがストールし、ピットスタートとなりました。素晴らしいペースでラップを重ねましたが、17位フィニッシュが精一杯でした。

ロマーノ・フェナーティ　P17
予選もペースも良かったので、仕事には満足しています。チームも先に進んでいる実感があります。バイクのトラブルは残念でしたが、原因を調査し改善します。

MotoE
ホームグランプリで気合十分のフェラーリが2位と3位を獲得し、首位に2ポイント差まで迫りました。

マッテオ・フェラーリ　RAC1 P2　RAC2 P3
ホームレースはいつもエキサイティングです。少なくとも1勝はしたかったけどコンディションが難しかった。ウェットの走行データが無かったので、ドライのレース1で勝つべくベストを尽くした。いい位置につけているので、今後はチャンピオンシップを考えていかなければなりません。

次戦は翌週ドイツグランプリ