DOVIZIOSO 7

ドヴィジオーゾとSUOMYの軌跡を辿るお話。

2017年の快進撃は第6戦イタリアから。

前戦までは少しリズムが悪かった、ドヴィジオーゾとDUCATIですが、ムジェロでは仕上げてきました。

フリー走行でも上位をキープし、序盤から好調をアピール。

予選も無理せずまとめて、3位獲得。

アベレージも悪くないのですが、トップではありません。

決勝は長い周回レース、トップスピードやブレーキング等のDUCATIの利点、自身の勝負所とタイヤマネージメントをしっかりと見極めて、仕事を進めていたようです。

また、土曜日は気温が高く困難な1日だったそうですが、DUCATIのトップスピードによってもたらされるSR-SPORTのベンチレーション性能は最高だとコメントしています。

日曜日はなんと食中毒にあい、朝から体調は最悪。スタート進行まで、治療と休養に集中したいところですが、そこはトップライダー。データ解析や戦略会議に大忙しで、集中力を高めていきます。

決勝のスタートはあまり良くありませんでしたが、数周で2位に。トップはPPで絶好調のビニャーレスが引っ張る展開。

ドヴィジオーゾは思い通りのペースで周回を重ね、残り10周でスパート開始。

みるみる後続を引き離し、圧倒的な強さで優勝。

イタリア人が、イタリアのマシンで、イタリアのブランドに身を包み、98,000人の観客のイタリア ムジェロで優勝する。

イタリアのファンにとって、こんな感動が他にあるでしょうか。

この優勝でランキングは2位に浮上し、快進撃の始まりとなりました。
ではまた、次回に続きます。

SUOMY HELMETS JAPAN

イタリアンレーシングヘルメット SUOMY(スオーミー)ジャパンオフィシャルサイト