DOVIZIOSO 10
ドヴィジオーゾとSUOMYの軌跡を辿るお話。
オーストリアでの劇的な勝利の後、12戦イギリス。
シルバーストーンサーキットは飛行機の滑走路をコーナーで繋げた独特なコース。
単純な長いストレートはありますが、リズムセクションも多い難コース。
今までのドヴィジオーゾは、DUCATIで好成績をあげられていませんでした。
実際、フリー走行でもセッティングに時間を費やし、特別良いタイムは出ておらず、予選は6位。
決勝はタイヤを温存しながら、徐々に順位を上げていったイタリア戦と同じような展開。
ラスト10周になったところで、トップに追いつきますが、今回はまだ見ます。
2位でペースをキープしていた時に、すぐ後ろのマルケスがマシントラブルでリタイア。
こうなったら、安心して守りに入るのではく、鼻息が荒くなるのが黒馬ドヴィジオーゾ。
ラスト4周でロッシを捉えてトップに立ち、ペースアップ。そのまま守り切り、2連勝で4勝目。
最後はタイヤが終わってしまった。もう少し慎重にまとめれば良かった。獰猛な黒馬が出すぎた。とレース後に語っています。
次のミサノは地元凱旋レース。3連勝なるかと期待しましたが、天候は雨。無理せず3位フィニッシュ。
その次のアラゴンは珍しくタイヤのミスチョイス。トップ争いが可能なペースがありながら、終盤に失速。
ランキングは少し差がついた2位。そしてアジアラウンドへ。
ではまた、次回へ続きます。
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