DOVIZIOSO12

ドヴィジオーゾとSUOMYの軌跡を辿るお話。

劇的な勝利を飾ったもてぎの後、オーストラリア戦。

ここは調子の浮き沈みが激しいコースで、とても相性が良いとは言えません。

ここをどう乗り切るかでチャンピオンへ期待が高まるところでしたが、大外れの13位。

残り2戦で33点差がついてしまいました。

第17戦マレーシア。ここはドヴィジオーゾのMotoGP初表彰台の地であり、DUCATIで初めて勝った地であります。

ドヴィジオーゾはフリー走行から絶好調で、予選も僅差の3位。対するマルケスはあまり伸びず7位。

決勝はウェットレース。ウェットに強い、ドヴィジオーゾとSR-SPORT。

終始落ち着いた余裕のレース展開で優勝。シーズン6勝目でドヴィジオーゾは最多勝者となりました。

2016年はアジア3連戦で最多ポイント、2017年は2勝を上げ、ドヴィジオーゾとSR-SPORTは、気候の変化や悪コンディションにも強いということを実証しました。

ですが、ここで問題になったのが、DUCATIのチームオーダー疑惑。

レース中のロレンソの行動も不可解な部分がありましたし、サインもあからさまでしたし。

本人たちはチームオーダーなど望んではいないでしょうから、やり難そうに見えました。

とにかくドヴィジオーゾは、トップマルケスに対し自力で21点差まで詰め、2017年最終戦に挑みます。

ではまた次回に続きます。

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