2021 MotoGP スペイン

へレスサーキットでのスペインGPはMotoGPで最も人気のある大会。

無観客開催で寂しく思いますが、レースは素晴らしいものでした。

PECCOバニャイアは2位で終え、チャンピオンシップもトップに躍り出ました。

バニャイアはフリー走行からトップクラスの速さがありましたが、決勝レースを見据え、ペース配分、タイヤコントロールの研究に注力を注ぎました。

決勝は無難なスタートで前を無理に追いかけず、5周目からタイヤに負担をかけないようペースアップを図りました。

最終的には2位フィニッシュでランキングトップ。DUCATI不利と言われてきたこの難コースで素晴らしい走りでした。

バスティアニーニは初日からトラブルを抱え、ペースアップができないまま決勝を迎えました。レースは集団に食らいつくことができ、ペースは改善されたように見えましたが、痛恨のスリップダウンで初リタイア。経験を積むことでMotoGPへの適応を高めていきます。

Moto3フェナーティは予選5位で好調。決勝も終始トップグループで周回し、最もペースが安定していました。ゴールまでどうなるかわからない展開でしたが、動きに余裕があったフェナーティはトラブルに巻き込まれず2位フィニッシュ。

久しぶりに表彰台に上り、チャンピオンシップは4位に急上昇しました。

Moto2 ブレガは今回はトラブルが無いことを祈りましたが、転倒リタイア。

フリー走行でのスピードは出てきているので、うまくまとめてもらいたいです。


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