2025 MotoGP アラゴン
バニャイア復調の兆し。S1-XR GPとともに、表彰台に返り咲きました。
週末のスタートはまたもや厳しいものとなりました。プラクティスはトップ10は保持し、予選は4位を獲得しましたが、バイクの過度な動きやフロントのフィーリングが落ち着かず大きな困難に直面していました。スプリントレースではフロントの問題を解決できず12位、しかしレースでは3位という見事なフィニッシュで、ライダーとチームが一丸であることを証明し、自身を取り戻しました。
レース復調の主な要因はブレーキディスクを340から355に変えたこと。メリット・デメリットがあり、差し引きした効果は僅かなものですが、バニャイアにとってはかなり役に立った模様。実際に彼は速いスピードで、集中力を維持し、ミスを犯さずトップグループにとどまることができました。表彰台に登ることはチャンピオンシップにとって重要ですが、まだ93点差があります。それよりも今後の士気向上に繋がったことが大きな収穫でした。
Moto2オルトラはプラクティスから好リズムを掴めませんでしたが、レース中になんとか克服し、14位でポイント獲得できたことが次戦へのモチベーションに繋がっていくことでしょう。
MotoGP
フランチェスコ・バニャイア
SPR P12
1周目から厳しかった。FPの段階でタフなレースになることはわかっていた。良いラップを出すことはできたけどフィーリングは良くなかった。予選では更にペースアップができたけど、レースがこんなに複雑になるとは思っていなかった。トラブルは昨日と似ていて、コースのあちこちでフロントがロックする傾向がありました。
RAC P3
この表彰台はチーム全体の士気にとってとても重要でした。3週間かけて課題解決に取り組んできましたが、まだバランスが取れていませんでした。スプリントではフロントタイヤが機能しなかったけど、今日はスタートも良かったし、ウォームアップでの変更が確実に助けになった。小さな変化でしたがブレーキングの自信が持てるようになり競争力が高まりました。
次戦はイタリアグランプリ ムジェロ 6/20-22
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